久々に良い感じのデッキができたのでリストを公開します。
コンセプト:最近調子に乗ってる青信心と黒信心をメタってドヤ顔したい!
横にクリーチャーをガシガシ並べてひたすらアドを稼ぐ青信心や、ライフをえらい勢いでチューチュー吸っていく黒信心をメタるのは容易なことではない。
そのためエスパーや赤単速攻などのその他有力デッキの対策なんてものは最初から考慮しないことを第一に決めた。
俺は頂点(てっぺん)しか見ねえ男だぜ!
まずはそれぞれのデッキの共通項からメタる。
なんといっても今環境のシンデレラクリーチャーとも言うべき《夜帳の死霊/Nightveil Specter 》である。
こいつは前環境では《修復の天使/Restoration Angel 》や《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk 》に散々泣かされ続け、全国のプレインズウォーカー達のストレージボックスの中でいじけていたが、今環境では天敵が軒並みいなくなったことと信心稼ぎという新たな職を得たことで立場が変わった。
軽くてタフがそこそこある飛行クリーチャーがこの環境にはいないのだ。
こいつをガッチリと止めるとなると、3マナ以下でタフが3以上あり、更に飛行、もしくは到達がなければ駄目だ。
《天使の壁/Angelic Wall 》すらもスタン落ちてしまった現在、《空殴り/Skylasher 》とかいう生まれる時代を間違えてしまった悲運なクリーチャーその2を使うしか手がないのか・・・いや、いるじゃないか!奴が!
単純明快、目には目を、歯には歯を、夜帳の死霊対策には夜帳の死霊である。
飛行2/3の相手は同じ飛行2/3に任せるに限るのである。
しかしそれだけでは足りない。
都合良く夜帳を引かないかもしれないし、都合よく引いたとしてもブロックする前に除去られるかもしれない。
更に夜帳級のクリーチャーをもう4体は入れなければメタとは到底呼べないのだ。
そこで俺は発想を転換させた。
夜帳級がいないなら、作り出せば良いじゃないと。
テーロスは信心や怪物化ばかりが取りざたされているが、英雄的という中二っぽい能力が追加されている。
そしてその英雄的を持つクリーチャーの中には、なんと他のクリーチャーのコピーとなれる奴が混じっているのだ。
しかもなんとあの《幻影の像/Phantasmal Image 》と同じ2マナで!
《形態の職工/Artisan of Forms 》、こいつが5枚目の夜帳だ!
以下、夜帳と形態の職工を軸にデッキを組んだリストである。
土地 24
ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx 2
変わり谷/Mutavault 2
欺瞞の神殿/Temple of Deceit 4
湿った墓/Watery Grave 4
沼/Swamp 7
島/Island 5
クリーチャー 18
夜帳の死霊/Nightveil Specter 4
形態の職工/Artisan of Forms 4
運命の工作員/Agent of the Fates 3
冒涜の悪魔/Desecration Demon 3
群れネズミ/Pack Rat 2
波使い/Master of Waves 1
アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel 1
スペル 18
死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead 2
海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea 2
トリトンの戦術/Triton Tactics 2
見えざる糸/Hidden Strings 2
液態化/Aqueous Form 2
英雄の破滅/Hero’s Downfall 2
ミジウムの外皮/Mizzium Skin 2
地下世界の人脈/Underworld Connections 2
思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought 2
サイドボード 15
払拭/Dispel 3
破滅の刃/Doom Blade 2
エレボスの加護/Boon of Erebos 2
反論/Gainsay 2
真髄の針/Pithing Needle 2
漸増爆弾/Ratchet Bomb 2
破壊的な逸脱者/Consuming Aberration 1
概念泥棒/Notion Thief 1
基本戦術としては英雄的を継続的に達成するために動く。
形態の職工を先に置き、相手が夜帳の死霊をプレイした次のターンに見えざる糸で相手をタップさせながら形態の職工をアンタップさせ、英雄的の効果で夜帳に変身させ、殴ったあとにもう一度形態の職工をアンタップさせればブロックが行えるという寸法である。
もし見えざる糸でなくとも液体化でコピーすれば夜帳が毎ターンブロックをすり抜けて殴るので爆アドだし、トリトンの戦術で相手の夜帳をブロックしてしばらくおねんねしていただくのも美味しい。
しかし夜帳は場にいるだけで信心という仕事を果たしてしまうので、タップさせるのはただの一時しのぎでしかなく、最終的には除去しなければならない。
そのために同じく英雄的クリーチャーである運命の工作員を入れている。
こいつと運命の糸との相性は抜群で、瞬く間に相手クリーチャーが場から消え去ってしまう。
その隣に形態の職工がいれば除去速度は更に加速する。
青信心のシンボル濃いめのクリーチャーどもはこいつに一掃していただく。
フィニッシャーには冒涜の悪魔を採用。
デカいし飛んでるし、先に挙げたトリトンの戦術とも相性が良いのも◎。
例え相手がクリーチャーを生け贄に冒涜の悪魔をタップさせたとしても、インスタントでアンタップして殴りに行ける(それもパワーが上がった状態で)ので、最後の一撃としては十分だ。
夜帳の死霊がいて青と黒の両方がバランス良く入っているので、神様は2人とも採用。
タッサはただの置物としても強いのは周知の事実なので説明は割愛。
エレボスは黒信心へのメタのために採用した。
エレボスをクリーチャー化させるため、地下世界の人脈を始め、パーマネントは黒を濃いめに構成している。
波使いは1枚のみ採用。
あまりこいつを出すことは目的としていないが、こいつを出した後に形態の職工が波使いになれたら強いなーというロマンを一度は見たいので入れている。
相手にこちらのデッキを青信心寄りとかく乱させる目的もあるが。
(もし相手が殺戮遊戯で自信満々に波使いを指定した時、俺は小躍りすることだろう)
アスフォデルの灰色商人も似たような目的で1枚差し。
ライフが減りやすい構成なので気休め程度にゲインも欲しかったというのもある。
以上のような構成でBIMのスタンに2度出てみたが、2回とも2-1とまずまずの結果。
冒頭に書いた通り勝利を捨てていたエスパー相手にも勝利をおさめたので、暫くはこいつだけを回す予定だ。
現状サイドボードが適当なので、これから固めていきたい。
これからは英雄的の時代だ!
ちなみにこのデッキで青信心と対戦したことはないし、黒信心とは1回だけやって負けたのは内緒だ。
コンセプト:最近調子に乗ってる青信心と黒信心をメタってドヤ顔したい!
横にクリーチャーをガシガシ並べてひたすらアドを稼ぐ青信心や、ライフをえらい勢いでチューチュー吸っていく黒信心をメタるのは容易なことではない。
そのためエスパーや赤単速攻などのその他有力デッキの対策なんてものは最初から考慮しないことを第一に決めた。
俺は頂点(てっぺん)しか見ねえ男だぜ!
まずはそれぞれのデッキの共通項からメタる。
なんといっても今環境のシンデレラクリーチャーとも言うべき《夜帳の死霊/Nightveil Specter 》である。
こいつは前環境では《修復の天使/Restoration Angel 》や《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk 》に散々泣かされ続け、全国のプレインズウォーカー達のストレージボックスの中でいじけていたが、今環境では天敵が軒並みいなくなったことと信心稼ぎという新たな職を得たことで立場が変わった。
軽くてタフがそこそこある飛行クリーチャーがこの環境にはいないのだ。
こいつをガッチリと止めるとなると、3マナ以下でタフが3以上あり、更に飛行、もしくは到達がなければ駄目だ。
《天使の壁/Angelic Wall 》すらもスタン落ちてしまった現在、《空殴り/Skylasher 》とかいう生まれる時代を間違えてしまった悲運なクリーチャーその2を使うしか手がないのか・・・いや、いるじゃないか!奴が!
単純明快、目には目を、歯には歯を、夜帳の死霊対策には夜帳の死霊である。
飛行2/3の相手は同じ飛行2/3に任せるに限るのである。
しかしそれだけでは足りない。
都合良く夜帳を引かないかもしれないし、都合よく引いたとしてもブロックする前に除去られるかもしれない。
更に夜帳級のクリーチャーをもう4体は入れなければメタとは到底呼べないのだ。
そこで俺は発想を転換させた。
夜帳級がいないなら、作り出せば良いじゃないと。
テーロスは信心や怪物化ばかりが取りざたされているが、英雄的という中二っぽい能力が追加されている。
そしてその英雄的を持つクリーチャーの中には、なんと他のクリーチャーのコピーとなれる奴が混じっているのだ。
しかもなんとあの《幻影の像/Phantasmal Image 》と同じ2マナで!
《形態の職工/Artisan of Forms 》、こいつが5枚目の夜帳だ!
以下、夜帳と形態の職工を軸にデッキを組んだリストである。
土地 24
ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx 2
変わり谷/Mutavault 2
欺瞞の神殿/Temple of Deceit 4
湿った墓/Watery Grave 4
沼/Swamp 7
島/Island 5
クリーチャー 18
夜帳の死霊/Nightveil Specter 4
形態の職工/Artisan of Forms 4
運命の工作員/Agent of the Fates 3
冒涜の悪魔/Desecration Demon 3
群れネズミ/Pack Rat 2
波使い/Master of Waves 1
アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel 1
スペル 18
死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead 2
海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea 2
トリトンの戦術/Triton Tactics 2
見えざる糸/Hidden Strings 2
液態化/Aqueous Form 2
英雄の破滅/Hero’s Downfall 2
ミジウムの外皮/Mizzium Skin 2
地下世界の人脈/Underworld Connections 2
思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought 2
サイドボード 15
払拭/Dispel 3
破滅の刃/Doom Blade 2
エレボスの加護/Boon of Erebos 2
反論/Gainsay 2
真髄の針/Pithing Needle 2
漸増爆弾/Ratchet Bomb 2
破壊的な逸脱者/Consuming Aberration 1
概念泥棒/Notion Thief 1
基本戦術としては英雄的を継続的に達成するために動く。
形態の職工を先に置き、相手が夜帳の死霊をプレイした次のターンに見えざる糸で相手をタップさせながら形態の職工をアンタップさせ、英雄的の効果で夜帳に変身させ、殴ったあとにもう一度形態の職工をアンタップさせればブロックが行えるという寸法である。
もし見えざる糸でなくとも液体化でコピーすれば夜帳が毎ターンブロックをすり抜けて殴るので爆アドだし、トリトンの戦術で相手の夜帳をブロックしてしばらくおねんねしていただくのも美味しい。
しかし夜帳は場にいるだけで信心という仕事を果たしてしまうので、タップさせるのはただの一時しのぎでしかなく、最終的には除去しなければならない。
そのために同じく英雄的クリーチャーである運命の工作員を入れている。
こいつと運命の糸との相性は抜群で、瞬く間に相手クリーチャーが場から消え去ってしまう。
その隣に形態の職工がいれば除去速度は更に加速する。
青信心のシンボル濃いめのクリーチャーどもはこいつに一掃していただく。
フィニッシャーには冒涜の悪魔を採用。
デカいし飛んでるし、先に挙げたトリトンの戦術とも相性が良いのも◎。
例え相手がクリーチャーを生け贄に冒涜の悪魔をタップさせたとしても、インスタントでアンタップして殴りに行ける(それもパワーが上がった状態で)ので、最後の一撃としては十分だ。
夜帳の死霊がいて青と黒の両方がバランス良く入っているので、神様は2人とも採用。
タッサはただの置物としても強いのは周知の事実なので説明は割愛。
エレボスは黒信心へのメタのために採用した。
エレボスをクリーチャー化させるため、地下世界の人脈を始め、パーマネントは黒を濃いめに構成している。
波使いは1枚のみ採用。
あまりこいつを出すことは目的としていないが、こいつを出した後に形態の職工が波使いになれたら強いなーというロマンを一度は見たいので入れている。
相手にこちらのデッキを青信心寄りとかく乱させる目的もあるが。
(もし相手が殺戮遊戯で自信満々に波使いを指定した時、俺は小躍りすることだろう)
アスフォデルの灰色商人も似たような目的で1枚差し。
ライフが減りやすい構成なので気休め程度にゲインも欲しかったというのもある。
以上のような構成でBIMのスタンに2度出てみたが、2回とも2-1とまずまずの結果。
冒頭に書いた通り勝利を捨てていたエスパー相手にも勝利をおさめたので、暫くはこいつだけを回す予定だ。
現状サイドボードが適当なので、これから固めていきたい。
これからは英雄的の時代だ!
ちなみにこのデッキで青信心と対戦したことはないし、黒信心とは1回だけやって負けたのは内緒だ。
コメント
デッキビルダーとして尊敬する
DSK殿とK殿、どうもおもしろくて強いデッキを作る人が多くて敵わない
精進だわさ
このデッキに到達するまでに原始の褒賞デッキ(大会平均結果 1-2)や集団疾病デッキ(最下位常連)といった犠牲があったことを忘れてはいけない(戒め)。
>>兄貴
たまにはエキセントリックなデッキ作ってみてくださいよ。
打率は2割ぐらいですけど、当たったら超楽しいですぜ。
面白いデッキですね~。是非極まってください^^